英語学習者、海外エンタメ好きにお薦めの本

洋楽関係

ピーター・バラカンさん著。House of The Rising Sunの邦題「朝日のあたる家」が誤訳であることをこの本で知りました。
2016年にはメッセージソングにフォーカスした続編も。


月刊誌としては終了してしまったイングリッシュジャーナル。インタビュー動画自体はいくらでも見れる時代ではあるが、ちゃんとした解説付きの本はやはり英語学習者としてはありがたい。本作は海外アーティストに特化したインタビュー集で、人選もすばらしい。

映画関係

映画秘宝の「必修科目」シリーズほんと好きだった…。特にこの『コメディ映画100』は、サタデー・ナイト・ライブすら知らなかった僕にアメリカのコメディ史を叩き込んでくれたのだった。


必修科目シリーズからついでにもう1冊。映画ガイドで『マジカル・ミステリー・ツアー』を取り上げてるのはこの本くらいではないだろか。


ハリウッド映画の悪役はなぜイギリス英語を話すことが多いのか?など海外エンタメ好きは必見。マザーグースとギリシャ神話もまた欧米文化を知るのにマストな分野であり、その基本を知るのに最適な一冊。マザーグースに特化した本としては、後述する『マザーグース・コレクション100』がおすすめ。

観光英語、日本を紹介する英語

このジャンルで本書を超える本は今のところないのではないだろうか。そもそも日本の観光地に詳しくなかった僕のような人間にとっては、観光ガイドと英語学習書のどちらとしても楽しめる。普通の旅行ガイドにも載っていないような内容もあったりして(日光東照宮の照降石とか)著者の知識量に脱帽。


神道ってそもそも何なのかを一から学ぶのにも最適。

聖書、シェイクスピア、マザーグースetc...

旧約聖書と新約聖書の概要からアメリカの中絶権の問題やロシアのウクライナ侵攻などの現代の話題まで網羅。


シェイクスピア作品のあらすじだけでも一通り知っておきたい方におすすめ。イラストでの解説がとにかくありがたい。


全4冊の谷川俊太郎さん訳のもあるのだけど、個人的にはこちらの方がおすすめ。英単語の意味も載せてくれているし、解説もとにかく詳細。収録数は劣るが、有名どころはほぼすべて網羅されている。


そもそも大学受験生向けの本だが、このボリュームで、オールカラーでこの値段はありがたい!