beckon, congregation, vet...『真夜中のミサ』で学ぶ英語(3)

Netflixで2021年に公開されたTVシリーズ『真夜中のミサ』(原題:Midnight Mass)エピソード3で英語を学んでいきます。

A miracle at St. Patrick’s. You’re gonna have every resident with a bum knee and a head cold in the pews.

ライリーと司祭のミーティングでのライリーの台詞。bum ~ は口語で「(体の部分が)調子悪い、機能不全の」といった意味。pewは教会の座席の意味。

So I can pretty easily see my way through that.

ライリーが「神話や宗教は説明できない自然な出来事に由来する」に続けていうセリフ。see one's way through ~ は「~を乗り越える、くぐり抜ける」みたいな意味だと思うが、ここでは「理解する」「受け入れる」といったニュアンスだろうか。だとするとこの直後に登場するwrap my head around ~と同義?

you went back up the stairs. You beckoned her.

リサの奇跡について問いただすライリーの台詞。beckonは「手招きする」の意味。


And I belong to the same congregation as most of you,

聖書を配布する是非について議論するシーンでのリサの台詞。congregationは「集会」「集まった人々」の意味。

Anything that I quote, I vet beforehand.

ベブの台詞から。vet はここでは「入念に吟味する」「検査する」の意味。類義語はscreen。


Well, it just shows to go you, don’t it?

ジョーとライリーの会話でジョーが言う台詞。it shows to go you は要するに it goes to show you のことで、このあとの「never assume」のことを言っているようだ。同じ監督の別作品でもこの表現が出てくるらしく、海外で議論している人がいる。https://www.reddit.com/r/HauntingOfHillHouse/comments/177v57d/it_just_shows_to_go_you/?rdt=51423

Never assume. Words to live by,

続きのジョーの台詞から。words to live byで「教訓」「座右の銘」といった意味。

unload, pitch, Serenity...『真夜中のミサ』で学ぶ英語(2)

Netflixで2021年に公開されたTVシリーズ『真夜中のミサ』(原題:Midnight Mass)エピソード2で英語を学んでいきます。

You’ll have your say, Bev. Lord knows you always do.

冒頭の浜辺のシーンから。have one's say で「言いたいことを言う」「発言権を持つ」の意味。字幕では「文句は後で聞く」となっている。

I wasn’t lookin’ at the breakers.

「Monsignor Pruittを見た気がした」の後にライリーが言う台詞。breaker は「砕け散る波」という意味で、「白波」「波浪」としている辞書もある。


For unloading on you like that. It won’t happen again.

ライリーがエリンに謝る台詞。ここでの unload は口語で「打ち明ける」「吐露する」といった意味。また「(いらないものを)取り除く(get rid of)」といった意味もある。

Greener pastures already?

エリンのセリフ。greener pastures は「いまよりも良い場所・環境」の意味。


You got a pitch?

「私の朝のルーティンを聞く?」とエリンが言ったあとにライリーが返す台詞。pitch は sales pitch(売り込み口上)のこと。そのあとにエリンが言うShark Tankとは、アメリカのマネーの虎みたいなTV番組。

Have you ever woken up and went to AA on the mainland and...

エリンの台詞から。AA は Alcoholics Anonymous(匿名アルコール依存症者の会)のこと。

Then city council, where you will be kind of, but not really, slut-shamed by Bev Keane.

さらにエリンの台詞から。slut-shame は「(だらしのない女性)を公然と侮辱する」という意味。○○-shame というほかの表現にはbody shame, fat shame などがある。


Ash Wednesday, beginning of Lent. It’s hardly a crowd-pleaser.

ミサでの司祭のセリフから。Ash Wednesdayは「灰の水曜日」(Lentの初日)。Lentは灰の水曜日から復活祭(Easter)までの40日間(日曜を除く)のことで、イエスが十字架に至るまでの苦難を思い起こすための期間をいう。日本語では「四旬節」「受難節」などと言われる。

The beginning of repentance, making amends for our sins.

直後のセリフから。repentanceは「後悔」の意味で、類義語はremorse。


I don’t wanna hold you up with the town pariah.

ライリーがベンチで司祭に言う台詞。pariahは「社会ののけ者」の意味で、同義語はoutcast。

Pariah. Well, no… Okay, you smoked me out.

それに対する司祭の返答。smoke ~ out で「~をいぶし出す、あぶり出す」といった意味。ここでは正直よくわからなかったが、その後に切り出す話題のきっかけのようなニュアンスだろうか。


And if that poor dog, if it ingested some, accidentally, well, I’ll just be a wreck.

保安官に答えるベブの台詞。a wreckで「廃人、うちひしがれた人」の意味。他にも「難破船」「事故車」といった意味もある。


All right, would you object if I began with Serenity?

ライリーと司祭のミーティングから。SerenityはSerenity Prayerのことで、日本では「ニーバーの祈り」として知られている。アメリカの神学者ラインホルド・ニーバーによって1930年代に作られ、AAによって採用されたことで広まった。

Be my guest.

それに対するライリーの返答。「~していいですか?」に対して「どうぞ」の意味。

There is a saboteur inside of me, and I always thought, you know, we’d work it out.

自らのアルコール依存症について語るライリーの台詞から。saboteurは「サボタージュを行う人」の意味。